私たちの光学薄膜技術から世界初のツールが誕生しました。「バリアントール」は、一般の色覚を持つ人が色弱者(※)の色の見分けにくさを擬似体験できるメガネです。色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に見やすいように配慮された色彩設計「カラーユニバーサルデザイン」を支援するツールです。名前の由来:英語、ドイツ語、フィンランド語、日本語で意味が込められています。 色彩(vari,フィンランド語)豊かな社会の中で、多様性(variety,英語)ある色覚の人々が、安心して暮らせる社会を作るため、カラーユニバーサルデザインの門(tor,ドイツ語)を開きたい。バリアを取る(日本語)、バリアントール。そんな願いを込めて名付けました。
※色覚異常・色盲・色弱・色覚障害・色覚特性とも称されます
豊橋技術科学大学 中内茂樹研究室 ・ 高知工科大学 篠森敬三研究室と共同研究開発